ENVIRONMENTALCOLUMN 環境情報を知りたい方/環境コラム

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ミジンコを採取して観察する

動物プランクトンのミジンコ。漢字では微塵子と書く。この水の中で暮らす微細な生き物に、どんな印象を持っているだろうか。じつは、私たちの近くにも生息している、自然の生態系において欠かせない存在なのである。ミジンコの世界を知ることは、環境について学び考える一つのよいきっかけになると思う。手製の道具を使ってミジンコを採り、自宅で観察してみたのでそのやり方を紹介したい。

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ごはんと未来を届ける。「こども食堂」を全力で応援する仕組みとは

全国的に増え続けているこども食堂。2012年に東京都で産声をあげて、2024年2月時点のこども食堂の数は9132カ所(※)にまで広がった。こうした変化と共に「こども食堂を支援する団体(中間支援組織)」が誕生し、その活動が注目を集めている。

こども食堂を応援する仕組みとはどのようなもので、そこにはどんな想いがあるのだろうか。今回は「愛知子ども応援プロジェクト」の代表理事である藤野直子(ふじの・なおこ)さんにお話を伺った。
(※)出典(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)

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フェアトレードショップの老舗「風”s」の世代交代から見える世界と名古屋の未来

環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)と密接に関わる社会テーマとして認知されているフェアトレード(公正な貿易)。名古屋市でいち早くフェアトレード専門店として東区にオープンし、四半世紀近く普及拠点ともなっていたフェアトレードショップ「風”s(ふ〜ず)」が北区に移り、2023年7月に新装開店した。

先代のオーナー・土井ゆき子さんから経営を引き継いだのは、大学在学中にフェアトレードの理念に出合い、土井さんの店で修行を積んだ六鹿(むしか)晶子さん。名古屋市が「フェアトレードタウン」になってから今年9月で10年目に入る。「生産者と消費者、そして訪ねてくる人同士の『顔の見える店』にしたい」という六鹿さんに、これからの時代のフェアトレードと名古屋への思いを聞いた。

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「とむらい」のなかに存在する自然観

現代は死者の幸福を祈る供養が盛んである。供養の対象となるのは人間だけではない。一緒に暮らしたペット、人間のために利用された動物、さらには包丁、ハサミ、人形などの道具や愛玩物にまで及んでいる。亡くなった命をなぐさめるために建てられる供養碑には、動物を祭ったものが数多く存在する。このようなものを人間はなぜつくるのか。愛知県内で見つけた水域の生き物の供養碑や墓を紹介し、人間と自然の関係について考えてみたい。

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「オーガニック給食」で子どもの感性をはぐくむ保育園、その想いとは

名古屋市の小学校では2021年7月に政令市で初めて「オーガニックバナナ」を導入し、オーガニック給食が一躍話題になった。食べることは生きることに直結していて、特に幼い子どもにとって、食べものの影響は大きいといえるだろう。

こうした状況のなか、「オーガニック給食」を実践する保育園「ことみのり園」が話題を集めている。このオーガニック給食は、どんな人たちがどのような想いで取り組んでいるのだろうか。

今回は、ことみのり園の園長である川瀬喜久子(かわせ・きくこ)さんと、副園長の川瀬由有希(かわせ・ゆうき)さんにお話を伺った。

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干し野菜づくりを通した「やさしい循環」とは

食は、環境や福祉、地域づくりと深く関わっているーー。そんなことを強く実感するのが、認定NPO法人花*花による旬の旨みがぎゅっとつまった「干し野菜 RACCOLTA(ラコルタ)」である。

ラコルタでは、規格外などの国産野菜を使って、知的障がい者生活介護事業所花*花で干し野菜を作っている。色鮮やかで旨味たっぷりの干し野菜は全国にもファンが多く、「うちの事業所でも作ってみたい」という相談が来ることもあるという。

ラコルタは、どんな人たちがどんな想いで関わっているのだろうか。今回は、花*花の理事長である江部眞弓(えべ・まゆみ)さんと生活支援員の松島可奈(まつしま・かな)さんにお話を伺った。

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湧き水は水循環の「のぞき窓」 水巡りで見えてくる環境都市なごやの将来像

名古屋は水道水が「名水」として売り物になるほど、水のおいしい街とされている。しかし、水道水ばかりではなく、自然の澄んだ水がコンコンと湧き出る場所もまだ見つかる。コンクリートやアスファルトに囲まれた都会で、こうした「湧き水スポット」が残る意味は何だろうか。各地の水の流れをたどりながら、その大切さについて考えてみた。

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地元で語り継がれる   笈瀬川のかっぱ伝説

昔、名古屋駅のそばを笈瀬川(おいせがわ)という川が流れていた。川の流域にはかっぱの伝承がいくつか残り、今も語り継がれている。笈瀬川が存在していた跡と、本当にいたかもしれない妖怪の姿を探して、かつての川筋を歩いてみた。名古屋に伝わる人間と川とかっぱの物語を調べてみて、分かったことや感じたことを書いてみたい。

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