PROJECT プロジェクトなどの活動に興味のある方

3月11日（土）に『森を育む人づくり講座inみたけ』第10回を実施しました。

第10回も水源の森で竹細工にチャレンジしました。材料の竹は先生が準備してくれていました。竹細工に使う竹は冬に刈り取るのが良いそうです。温かくなると、竹に栄養が付き、おいしい竹になるので虫が付きやすくなるそうです。

今回作るのは竹箸です。まず竹を選びます。節の位置や少しいびつな形がオリジナルの竹箸になります。参加者の皆さんは素材の竹を熱心に選んでいました。

作る竹箸の長さに合わせて竹を切っていきます。自分の手に合うお箸の長さは人差指と親指を開いた長さの1.5倍が目安だそうです。切り口がきれいになるようにゆっくり丁寧にのこぎりを動かしていきます。長さがきまったら、なたで竹を割り、竹箸の形に削っていきます。

削る作業は節の裏の硬いところから始めます。お箸の上部に節を入れることによって竹らしさを残した竹箸を作ることができます。節を平らに削ったら他の部分も削っていき、だんだんとお箸の形に整えていきます。

ナイフの扱いはなかなか大変！親指に力を込めて削っていきます。指にまめができてしまった人もいました。

竹箸の完成です！

節と緑の皮を残すことで素材の竹を活かした竹箸ができました。竹を削るだけで作れるお箸ですが、削るコツを覚えるまで四苦八苦しました。参加者の中には2膳目、3膳目とチャレンジする方もいらっしゃいました。

竹細工の後は講座の終了式を行いました。参加者の皆さんにはヒノキのペーパーで作った認定証をお渡ししました。

約1年間、みたけの森で活動していただいた皆さん、ありがとうございました！

またどこかの森でお会いできる事を楽しみにしております。