PROJECT プロジェクトなどの活動に興味のある方

【プロジェクト報告】2023年度 第6回 環境情報メディア部 発表会  

2024年2年3日(土)にエコパルなごやにて、今年度の環境情報メディア部の活動成果の発表会を開催しました。

環境情報メディア部では、今回のテーマ「環境×歴史」のもと、東谷山、しだみ古墳群、白鳥庭園、熱田神宮で撮影を行ってきました。

部員それぞれの視点から名古屋の自然を知っていただくための動画を制作し、ギャラリーとしてご参加くださった市民の皆さまに披露しました。

当日は、取材地の一つである「しだみ古墳群」を中心に活動されている歴史の里マイスターの会から、会長の柿薗良文様にご講演をいただいた後、部員の作品発表会を行いました。

また、発表者へのゲストコメンテーターとして、元東海ラジオアナウンサーであり、現在はフリーのアナウンサーとして、また、大学では自己表現についての教鞭をとられるなど幅広くご活躍中の深谷里奈様にもお越しいただきました。

まず、講演では「古墳巡りから感じる歴史と自然」をテーマに、柿薗様ご自身がガイドをしながら感じた「亡き首長のためになぜ大きな墓をつくったのか」という疑問や古墳への想い、自然との関わりについてお話しくださいました。

「死してカミとなる首長」への敬虔な思い、その一方で垣間見える人間らしさ(古墳づくりに見られる緻密さと手抜き)等を知ることができ、何気なく歩いていては決して気づかない古墳巡りの奥深さを感じました。

柿薗様はご自身が撮影された「体感!しだみ古墳群ミュージアム」敷地内にある絶滅危惧種のマメナシの満開の花や実の写真も披露してくださいました。

ぜひ春に現地を訪れたいものです。

古墳の詳しいお話を聞きたい方は、ぜひしだみ古墳群等で「歴史の里マイスターの会」の方にガイドをお願いしてみてください! 

楽しい古墳巡りができますよ!

さて、講演の後は発表会です。この日のために直前まで、修正を重ねた作品を披露しました。

自然環境面および映像制作についてのアドバイスは、なごや環境大学の実行委員であり、ビオトープ・ネットワーク中部の会長を務める長谷川明子委員と同じく実行委員であり、M1_Projectデザインプロデューサーの杉野実委員に講師をお願いしております。

お二人のアドバイスにより、映像制作について全くの素人である学生たちも、自分のセンスを活かしながら素敵な動画を制作してくれました。

ゲストコメンテーターである深谷様には発表作品すべてにコメントをいただきました。制作意図を動画を通してどう伝えるのか等、視聴側を意識した視点でのコメントは、部員たちにとってとても勉強になったことでしょう。

                  

その他、講師の柿薗様、そしてギャラリーとしてご参加くださった市民の方々からも温かいコメントを頂戴することができ、部員も事務局も今後の活動に向けて、大きな励みとなりました。

今回の発表会では、環境情報メディア部の活動を知っていただくとともに、名古屋の自然の楽しみ方に若者視点での提案ができたのではないかと思います。

今後の予定として、3月に取材地からピックアップした内容をまとめたA1大のポスター制作があります。5月には、今回発表した動画も含め、エコパルなごや内のマンスリーコーナーで展示予定です。

また、YouTubeに動画のアップもしていきますのでお楽しみに!

環境情報メディア部は次年度も継続して活動します。 

合わせて、新規部員(中学生以上、ユース)も募集しておりますので、ご希望の方は事務局までお問合せください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

今後も環境情報メディア部の活動にどうぞご注目ください!!