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【開催報告】 脱炭素ボードゲームで地球温暖化について学ぼう!
2024年3月30日(土)にエコパルなごやにて、
なごや環境大学SDGsアソシエイト(ブログ最後に紹介しています)によるワークショップ、
「脱炭素ボードゲームで地球温暖化について学ぼう!」を開催しました!!
3月最後の暖かい週末に、小学生とその保護者の皆さんが和気あいあいと楽しみながら、地球温暖化について考えるひと時を過ごしました。
まず、最初になごや環境大学SDGsアソシエイトから、地球温暖化について簡単なクイズや解説があり、子どもたちの緊張も和らいでいきました。
今回使用した「CN2050 脱炭素ボードゲーム」は、法政大学の川久保研究室の製作協力(CO₂削減効果や発生量の数値提供等)のもと制作されたボードゲームです。
各自が選んだカードに書いてある数字によって、雲の形をしたCO₂ポイントチップや地球が描かれたボード上にあるCO₂ゲージが増減するといった具合に、目で見て私たちが出すCO₂の量を実感できるゲームです。
参加した保護者の中には、「脱炭素とか地球温暖化の話を聞くより、自分達の行動が地球にどう影響するのかがわかっていいわ」という声もありました。
具体的な遊び方を少し紹介します。
2枚のカードをひいて書いてある内容について、「どちらのカードの方がCO₂を出す量が低いかな?」と考え、1つのカードを選びます。選んだカードの裏にCO₂の増減ポイントの数字が書かれていて、その数字分、ボード上のゲージメモリを進めたり減らしたりします。
例えば、
「暖房の設定温度を○○℃から□□℃にあげる」のと、「冷房をいつもより〇時間長く利用する」のとでは、どちらが地球にやさしいと思いますか。(*実際のカードには数値が示されています)
子どもも大人も「どっち???」と興味深々! 気になりますね。
終わる前から、「もう一度やりたい!!」と子どもたちの声があちらこちらから聞こえました。
最後は、地球温暖化について自分ができることを宣言シートに書いてもらいました。
地球を囲む10本の木に、宣言したことが実行できたら1日1本、色を塗っていくというシートです。
何人かの子どもたちにその内容を発表してもらい、また、参加者それぞれも、目標を書いたシートを持ち帰ってもらいました。
10日間、その先も地球にやさしい行動が続きますように。
ワークショップは子どもも大人も「楽しかったー!」と笑顔で終えることができました。
主催したなごや環境大学SDGsアソシエイトの皆さんも事務局も嬉しい限りです。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
最後になりましたが、今回このワークショップを実施してくれた「なごや環境大学SDGsアソシエイト」についてご紹介します。
「なごや環境大学SDGsアソシエイト」は、『SDGs普及啓発教育プログラム』を修了した人が任命されます。このプログラムは、持続可能なより良い社会の実現のため、SDGs を学び、主体的な活動をしていきたい方々に向けて、愛知学院大学・中部大学・なごや環境大学合同で1年間におよび実施するプログラムです。
修了式の様子はこちらから↓
https://www.n-kd.jp/news/notice/15310.html
今回のワークショップは、2023年の修了生が本格的に企画・運営したもので、
盛況のうちに終わりました!
なごや環境大学は、今後も「なごや環境大学SDGsアソシエイト」の皆さんの活動を応援していきます。
次回の企画もご期待ください!