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第2回環境情報メディア部 プロジェクト報告

  • レポート

2024年7月20日に環境情報メディア部の第2回の活動を行いました。前回に引き続き下之一色の町を歩きながら撮影していきます。


まずは街中に入り組んでいる細い道へ。下之一色の町の特徴としてこのように細い道が迷路のように入り組んでいます。このような細い道を名古屋弁では「かんしょ」と言うそうです。第1回ではメインとなる道を歩いたので、どこに繋がっているのか探検しているような気分になりました。


川に向かって道を歩いていると、一面が貝殻でおおわれている空き地に出会いました。昔はコンクリートの代わりに貝殻を敷き詰めることにより、地面を固めていたのだそうです。子どもたちは遊んでいて転ぶと手を切ってしまっていたそう。現在では、貝殻で覆われている土地は少なくなったものの、漁師町としての面影を今に伝えています。


川沿いに道を進むとイチョウの巨木がありました。樹齢は300年以上とのこと。よく観察してみると銀杏がなっていました。下之一色が漁師町だった頃、そして現在も変わらずこの場所で生きていることにイチョウの木の生命力の逞しさを感じることができました。


お昼休憩を挟んで、銭湯の新湯元へ。前回見せていただいた風呂場を撮影し、2階を見せていただきました。2階にもレトロな小物がたくさん!2階からは屋根へ出ることができます。高い建物の少ない下之一色の町を見渡すことができる場所は格別です。立派な煙突も見ごたえがありました。


エコパルに戻ってからは、作品となる素材の映像を選びました。選んだ素材はスクリーンに映して発表しました。

今回の下之一色では昔の面影を探る視点や庄内川と新川に挟まれた自然が残る町の視点など、参加した学生たちはそれぞれの視点で写真を撮ってくれました。

独特な雰囲気を持つ下之一色の町からどのような作品が生まれるか今から楽しみです。 次回から動画やポスターを作る作業に入ります。