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【実施報告】なごやSDGsスタディツアー2024 第1弾

  • レポート

株式会社サンゲツ×名古屋市立南押切小学校

2024年12月9日(月)なごやSDGsスタディツアー(第1弾)を実施しました。

 「なごやSDGsスタディツアー」は、名古屋市内でSDGsに取組む企業と名古屋市内の小・中学校が出会い、持続可能な社会をつくる主人公、SDGsを達成する当事者としての学びあいの場を創出するための事業です。小・中学生が学校の近くにある企業を訪問し、実践しているSDGsの取組みの説明や、現場に触れることで自分の暮らす地域でSDGs取組みを学び、SDGsが身近であることに気づき、自分に何ができるかを考えることを目的としています。

 第1弾は、名古屋市立南押切小学校の3年生11人が、株式会社サンゲツを訪れました。

【ショールーム見学】

 まずはツアーの案内役である社員の方のあいさつと自己紹介。その後、㈱サンゲツさんのショールームに行きました。いろいろな色や模様のカーテンや壁紙の見本を見てびっくり。どれがいい?これがいい?実際に触れてみて、お気に入りを見つけていました。モデルルームにもびっくりです。「こんな素敵なお部屋で暮らしたい!」。カーテンや壁紙でこんなにお部屋の雰囲気が変わるんだ、と子どもたちはワクワクしながら見学していました。

【リサイクルセンターの見学】

 サンゲツは壁紙・床材・カーテンの見本帳をつくっています。「ショールームにご来館できない方もいらっしゃるので、見本帳を見て製品を選んでいただきます。見本帳には小さな製品見本が貼り付けてあります。リサイクルセンターでは、使い終わった見本帳に貼り付けてある見本をはがしてリサイクルに出しているんです」。

子どもたちは障がいのある方々がすごく速いスピードで作業をしているのをじっと見つめていました。

㈱サンゲツは、環境の取組みだけでなく、障がいを持つ人の雇用の取組みもされています。

【㈱サンゲツのおしごと】

 「さて㈱サンゲツはどんなおしごとをしているでしょう?」。クイズを交えながら、会社の歴史や仕事内容について学びました。「壁紙だけで4,300種類以上もあるんです。」「すごーい!だからあれだけの見本帳があるんだね。」

子どもたちはトイレや会議室の壁紙をじっと見つめていました。

【みんなで体験!ビリビリンピック】

 「ビリビリンピックを始めます。」「なに?」「先ほどリサイクルセンターでしていた作業を子どもたちにも体験してもらいます。」分厚い見本帳を渡され、そこに貼りついているサンプルの小さな壁紙をビリビリはがす競争です。個人戦とチーム戦の2回戦行いました。「ビリビリ楽しい!」「このサンプルかわいい!」「このサンプルほしい!」子どもたちの声が聞こえてきます。この競争で見本帳まるごと一冊のサンプル壁紙を剝がすことができました。みんなで少しずつ作業をすると楽しくあっという間に終わることを体験、体感しました。まさにSDGs!です。

 子どもたちの質問時間です。「壁紙はどうやって作られるの?」「カーテンは1日にどれくらい売れるの?」見学、体験をして疑問に思うことが飛び交いました。

 ㈱サンゲツという会社、製品に興味津々の子どもたち。とても充実した時間になりました。見て触れて聞いてみないと、体験してみないとわからないことがたくさんあります。「サンゲツで働きたい!」という子どもも…。

子どもたちが大人になって仕事を選ぶ時に、今日の経験、学びを思い出してくれるといいな…。

SDGsキッズ誕生です!